学校の授業の補助学習として勉強するならおすすめは・・・

小学校のテストの点数が悪くて、学校の授業の補助学習として公文・学研・学習塾などに通わせようと考えることがあります。通わせても、もしかしたら、テストの点数が上がることがないかも知れません。子供に学習をする習慣がないときには、公文・学研・学習塾などに通わせても効果が薄いです。まずは、お子さんの学習習慣についてのチェックリストを使って確認して見て下さい。

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子供に学習習慣がついているかを確認する

塾や家庭教師をつけて勉強しても、勉強が出来なかったり、点数が上がらなかったりと苦労する子供が多いです。その原因となっているのが、「学習習慣が付いていない」という問題です。下記にチェックリストを作りましたので確認してみましょう。

  • 集中力が無い
    落ち着いて、集中して勉強することは学習の基本ですが、集中力が身に付いていないと塾や家庭教師をつけても勉強に集中できず成果が上がりません。集中力を高めるものは興味だったり、やる気です。「集中しなさい」と言って集中できるなら問題ありませんが、そうでない子供が多いです。
  • 学校の授業を意味が無いと思っている
    授業参観に行っても授業を聞いていない子供が多いです。学校の授業は基礎学力を身につけるための授業です。学校の授業をきちんと聞くことが出来ていない、ノートを取れていないのであれば、塾や家庭教師などの学習についていくことが難しいです。
  • 机に向かうことで勉強した気になっている
    勉強しようと机に向かって教科書を開いて満足してしまう子供は、塾に行くだけで満足してしまい授業の内容は聞いていますが身に付いていないことがあります。
  • 字が汚く、ノートの取り方が汚い
    ノートは授業の内容を復習するために使うものです。そのノートの字が汚いと読めないですし、整理してノートを取れていなければ調べたいことがどこに書かれているか分からず復習に使うことができません。別のノートに書き写したりと学習効率が悪くなります。
  • 復習をしない
    学習習慣が付いていない子供ほど復習をしない傾向にあります。「理解した」とか「分かった」とか「もう、できる」と言って復習をしません。基礎学力をきちんと高めることが小中学生の間は大切で、復習を繰り返すことが成績を上げるのに大事です。
  • ながら学習している
    本を読んだり、勉強したりするときに「音楽を聴きながら」とか「テレビを見ながら」勉強することは集中力が落ち、効率が落ちるとされています。逆に集中力が上がるという人もいます。
  • 楽しい誘いに弱い
    塾や家庭教師がある日なのに、友達と遊ぶ約束をして遊びに言ってしまうことも多いです。その他にもテレビや眠気などの誘惑にも弱いので、きっぱりと断ったり、強い意思で取り組めるかが大切です。
  • 学習計画が身に付いていない
    公文でも学研でも塾でも学習カリキュラムにそって勉強するので、自分で学習計画を考える必要がありません。だらだら勉強させないようにするためには、子供自身で考えて学習する習慣を身につける必要があります。
  • 成果を積み上げる習慣が無い
    勉強は小さなステップを確実に1歩ずつのぼっていくことが大切ですが、この習慣が無いと、成果が出る前に飽きてしまったり、行かなくなったり、辞めてしまったりしてしまいます。

 

該当項目が多ければ、次にあげる教育機関で学習しても効果が薄いです。

塾や家庭教師は週に1回か2回しかありません。他の5日~6日はありませんので勉強しません。「塾に通ったから勉強するようになった」とか「家庭教師の教え方がよく理解できた」とか言うのは、学習習慣が身に付いている子供の場合であり、学習習慣が身に付いていない子供は、強制力のある塾や家庭教師などがあるときは勉強するかも知れません。

でも、強制的に勉強させても、勉強したくない子供が勉強するようになることは稀です。塾や家庭教師などが無い日は勉強しません。学校の宿題をすることがない子供が塾の宿題をしますか?

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各教育機関の特徴

公文にしろ、学研にしろ、学習塾にしろ、家庭教師にしても、それぞれ特徴がありますので、自分の子供の学習習慣に応じて選ぶようにしたほうがいいです。

学習機関 公文 家庭教師
特徴 繰り返し問題を解き定着させる
プリントだけで飽きる
宿題がたくさんある
宿題をするもしないも本人次第
できたら褒められる
コツコツ努力する子向き
集団なので個別指導は少ない
習得の個人差が大きい
復習・予習を自分でする
テストの点数でクラス分け
授業の内容は分かりやすい
競争心・負けず嫌いな子向き
子供に合った学習内容
子供の理解に合わせた説明
不得意科目のみ選択化
学生とプロの家庭教師選択制
プロ講師のほうが学習効果大
学習習慣を付けたい子向き
授業時間 開講時間内なら何時でもOK 決まった時間に始まる 好きな時間で調整可能
目安費用 6,500円~(1科目) 8,000円~(1科目) 13,000円~

勉強習慣が無い子供に関しては、少し費用が掛かってしまいますが、家庭教師に依頼したほうが効率がいいです。ただ、私の子供が経験してきたことで言えば、家庭教師が来たときは勉強しますが、他の日は勉強しません。なぜなら、学習習慣が無いからです。家庭教師は授業のときに効率よく学習するため、宿題や課題を与えて帰ることが多いです。

その宿題や課題を行なったうえで、分からないことや解けなかった問題などを、次のときに質問して理解を深めていくことが家庭教師の目的です。そのため、普段勉強する習慣が無い子供が家庭教師に教えてもらっても効果が出るのが遅く、費用ばかり掛かってしまうことになります。

今まで、勉強していないまたは、学習習慣が無い子供に公文や学習塾は向いていません。公文は授業をするというよりも自分でプリントを解くことがメインです。基礎学力が無いのであれば、プリントを解く力も無いかも知れません。学習塾は、学校と同じで決まったカリキュラムで授業が進むため、分からないところや理解出来ていないところは自分で勉強する必要があり、塾の学習プログラムに付いていくのが難しいです。

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今まで学習習慣が無い子供に何がオススメか?

私が子供を二人教育してきた中での経験ですが、学習習慣を身につけることが大事です。そして、勉強する楽しさを知り、達成感を味わい、やる気を起こして上げることが大切です。学習習慣は毎日行なうことが大切で、15分でも30分でもいいので勉強する時間を毎日作ってあげることです。そして、お母さんは子供を褒めて挙げます。

出来て当たり前とは思わず、今まで理解出来なかったこと、解けなかった問題が分かったり解けたりしたら褒めて挙げます。そうすると、子供は徐々に自分が勉強で良い点を取ったりすると、「お母さんが喜んでくれる」という達成感を味わうことができます。これが、今まで勉強していなかった子供のモチベーションになり、勉強する小さな一歩になります。

この繰り返しで勉強に興味を持ち始め、もっと知りたいという探究心や興味が湧いてきて勉強に取り組む姿勢が変わってきます。

学習習慣を付けるのにおすすめしたいのは「朝学習」です。朝は、勉強を邪魔する誘惑が少ないです。友達と遊ぶ約束はありませんし、テレビアニメもありません。リビングで勉強するようにすれば、お母さんは朝食を作りながらでも子供の状況を確認することができますし、話をすることができます。

このとき、学校の教科書を読んだり、ドリルをしたり、宿題をしたりするといいですが、基礎学力が無い場合には各科目の単位ごとに説明をしてあげないといけなくなりますが、そこで私が使ったのが「スタディサプリ」というオンラインサービスの学習プログラムです。

  

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